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Interview

世界各地の
生産者の想いと
ファーマインドを繋ぐ

  • マーケティング本部
  • 輸入商品部門
  • 輸入調達部
  • マネージャー
  • 村田 隆明
  • 2016年入社
※インタビュー内容は2019年2月時点のものです。

青果流通を網羅する
ファーマインドの上流部門

輸入商品部門は世界各地の生産者とファーマインドの製造・営業などの機能を繋ぐ役割を担っており、メイン商材であるバナナ、アボカド、パイナップルの仕入れや、新規需要の獲得に向けた新しい商材の開拓を行っています。中でも、環境に優しいオーガニックバナナなど、新しい付加価値の創造につながる商品の開発には、力を入れています。

生産者や仕入れ先との交渉からはじまり、仕入数量や価格の決定、数量によって船会社との調整が必要なコンテナや船の手配、また、日本に輸送される商品の通関業務の手配など、青果に特化した商社的機能があります。さらに、生産者から得た産地や商品に関する情報を社内へ発信し、各部門が製造・販売計画を立てる際のサポートもしています。

青果物はデリケートな商品、
多方面のファクターと向き合うことが必要

輸入調達部では商材ごとに担当チームがあり、生産者と交渉して仕入計画を立て、数量の調整、価格交渉を行っています。そして、商品を日本に輸入し、品質をチェックした後、社内の製造・営業部門に引き渡します。

青果物は、天候や季節、輸送状況によって影響を受けやすいデリケートな商品なので、生産、物流、荷揚げなどの場面で様々な要素を同時に考慮しなければなりません。そのためには生産者との密なコミュニケーションが大切で、それによって運送の方法や、品質を保つのに適切な温度の管理・調節をしています。そういった細やかな配慮が一般の原料を扱っている会社とは異なる点だと思います。

俯瞰した視点でビジネスを考える

現在、ファーマインドでは、バナナは3か国、アボカドは5か国、パイナップルは2か国から輸入しています。単一の商品でも複数の国と取引しており、扱う商品の種類や数量も多いため、俯瞰した視点が必要となります。

生産地の気候や政治リスクなどの様々な環境の下で、他国、例えばアメリカや中国がどう動くかによっても入荷数や価格に変動が起きるため、世界各国のマーケットの把握はとても重要です。

また、多くの海外生産者との付き合いの中で、習慣やこだわり、ものの見方や考え方が同じではないことを肌で感じてきました。コミュニケーションをとって、お互いの理解を深めていくことが必要かつ大切だと考えています。

仕入から販売まで連携し合い、
V字回復に成功

2018年度前半、有機栽培バナナの生産地であるメキシコが異常気象により低温に見舞われ、バナナの生産数が激減しました。そのためスタートダッシュができずに、入荷数、売り上げともに予定を大きく下回る結果になりました。

しかし生産が回復してきた中盤から、マーケティングや営業など他部署のメンバーと一緒にアクセルを踏んで売り上げ確保に奮闘しました。マスメディアでの積極的なプロモーションも行い、前年比大幅アップという驚異的な挽回を果たすことができました。

苦労もありましたが、他部署と連携し一丸となって取り組んだからこその結果だったと思います。

アイデアは身近に
食品マーケティングの楽しさ

私たちの仕事は、毎日身近に触れる青果物のマーケティングです。

お店に行くと、自分の仕事が目の前の商品に繋がっていることを実感することができます。

仕事と実生活の結びつきがイメージしやすく、次の仕事に繋がるような新しいアイデアも得やすいと思います。街中にアイデアが無限に拡がっているので、そういうことを楽しめる人がファーマインドに向いていると思います。

私にとってのファーマインドは

各部署の機能が細分化され、それぞれに所属する各々の個性が光り専門性を持っているのがファーマインドの強みです。これらの機能を更に有機的に繋げていけるように全社的にチャレンジしています。