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Interview

最適な形で
生産者の想いを届ける

  • センター事業本部
  • センター製造部門
  • リパック部
  • 黒田 和希
  • 2022年入社
※所属・役職・インタビュー内容は2023年12月時点のものです。

精査された規格でリパックするから
高品質な商品になる

リパック部は、果物や野菜を商品として店頭に並ぶ形にしていく部署で、青果物の選別とパッキングが主な業務です。

例えばバナナなら、売り場では4、5本に分けられているものを目にしていると思いますが、産地から輸入する際は、20〜30本の大きな房の場合もあります。これをカットし、物によっては重さを計って、ニーズに合わせた量に分けていくのが私たちの仕事です。

ここで大切なのは、一定の品質を保つための選別を行うことです。ファーマインドは国際的な品質管理、品質保証規格であるISO9001認証も取得しており、品質の高い青果物を全国に届けられるのが最大の強みです。全センターで統一された選別基準があり、リパック部は規格通りに品質の高い商品を作る使命を担っています。

意欲的な行動が評価されるから
やる気につながる

入荷した青果物を梱包して詰め直すという実際の作業は、パート社員の方々が担当します。私の仕事はこの現場の管理で、どういう規格でどの資材を使い、何人体制で行うのかの指示をしています。

日々の作業が予定通りに終わるよう必ずシミュレーションしていますが、イレギュラーなことが起きるのは日常茶飯事です。何が起こっても自信を持って対応できるよう、もし、こういう事態が起きたら自分だったらどうするか、と常に考えながら業務を習得しています。また、自分の業務以外のことにも興味を持つことを心掛けています。先輩の業務でも意欲的に「それはなんの業務ですか」と聞くと、丁寧に教えてくれますし、「やってみる?」と任せてもらえる職場環境の良さもモチベーションのアップにつながっています。

ラインが動き出すと現場にはとてもスピード感があります。初めは右も左もわからず自分も流されていましたが、努力を重ねて現場を回せるようになった時はとても嬉しかったです。また、上司や他の社員から業務の習得が早いと言われることもあり、何にでも興味を持ってきた結果だと感じています。

もっとも大切なのは現場の「人」
人の力を引き出すことも仕事のやりがい

リパック部の仕事で、やはり重要なのはそこに関わる「人」です。私は特にパート社員の方々との関係づくりを大事にしています。

まずは、自分が親しみやすい社員であることを目指しています。業務以外の日々の何気ない会話も大切にしながら、小さな異変に気付いた時に言いやすい雰囲気作りを心掛け、こちらからの声掛けに気持ちよくリアクションをとってもらえる関係を築いています。

作業中、私からの一声がパート社員のやる気になって生産性が上がり、終わる予定が繰り上がると、現場管理者としてのやりがいを感じます。また、「今日何時に終わったね、早かったね」と共有する瞬間は、お互いに達成感があります。

4つのセンターでの業務経験を生かして
更なるチャレンジを

これまでに4つのセンターでの業務経験がありますが、そのうち2つのセンターでは新規事業に携わることができ、毎年のように新たな取り組みを行っている会社だということを働きながら実感しています。

現在所属している青海センターでも、8月から新規事業がスタートし、果物よりも野菜の取り扱いが増えました。リパック部でも、新たな試みが多くあるので、少しでも業務が改善できるよう日々検討を重ねています。小さなことでも大きなインパクトを与えるチャンスにつながることがあるので、細かな提案も心がけています。

私が4つのセンターで業務を経験できたのは、自分から他のセンターでの業務に携わってみたいと発信し、会社にそれを受け入れてもらえる体制があったからだと感じています。入社した時は国産商品に携わってみたいと思っていたので、他の部門も含め周りを見ながら、今後チャレンジしてみたいことをイメージしています。

生産者と同じ想いで青果物をリパック

学生時代には農業経営を専攻し、青果物の温度管理について学んだ経験があります。その中で、搬入されたニンジンの箱が開いていただけで大きく品質に影響しているのを目の当たりにしたことがあり、温度管理の重要性をより強く理解しました。今は、学生時代に学んだ知識も可能な限り活かしながら、仕事にあたっています。

また大学時代には、農家に泊まり込みで研修に行く機会もあり、この時に「大切に育てた野菜の良さを消費者にも知ってもらいたい」「手間暇かけた野菜を食べて喜んでもらいたい」という生産者の青果物に対する想いを伺いました。

リパック部が品質を守ることは、生産者が苦労をして作りあげた青果物をそこに込められた想いとともに包み込む作業だと考えています。現在は、生産者の方々と同じ想いをもって青果物を送り出しています。

新入社員の方にも、生産者の想いを感じながら、誠実にこだわりを持って仕事に取り組んでほしいと思います。

私にとってのファーマインドは

私にとってのファーマインドは。

やりたいことを発信すればチャレンジできる。

常に変化する、若手にも多くのチャンスがある会社。