センターを健全に運営し
従業員の生活を守る
センター長の役割は、従業員をマネージメントし、センターを円滑に運営できるよう管理・調整することです。会社の経営方針や本部目標に基づき運営計画を立案し実行するのですが、中でも特に従業員の安全と、お客様、つまり商品の安全を守ることを重要視しています。このほか、青果物の保管や熟成を請け負うための地域への営業活動などもセンター長の仕事の一つ。近隣には熟成加工を行う設備が老朽化している市場も多いので、代わりに当センターの大きな室(むろ)を活用できれば、地域への貢献にもつながると考えています。
センター長を務める上で私が大切にしているのは実際に現場に出て自分の目でみること。災害などは思わぬところで起こるものだと肝に銘じて、普段見落としているところはないか自分に問いかけながら現場を回っています。また、センターで最も大切なのはここで働いている「人」なので、人の動きや顔の表情もよくみるようにしています。大館センターには現在約30名のスタッフが在籍し、皆個々のスキルが高く、仕事を熟知しているスタッフも多くいますが、同じ場所に自分でも立ってみて、苦労をできる限り理解した上で話をするようにしています。センター長としてスタッフの雇用・生活も守らなくてはならないので重い責任を感じていますが、効率的に運営体制を維持管理できれば大きなやりがいのある仕事だと思います。