生産者と消費者を繋ぐ「ハブ」
庫内物流部という部署名は、聞きなれない方も多いかもしれませんが、青果流通の生命線である、「良い商品を、良い品質のまま消費者へ届ける」コールドチェーンの「要」と言える仕事を担っています。ファーマインドのコールドチェーンの核は、全国に14拠点ある青果専用センターです。
センターでは、青果物が、美味しい食べ頃の状態に熟成されたり、便利に食べられるカットフルーツへと加工されたり、消費者のニーズに合った形にパックされるなどのプロセスを経て、全国のスーパーやコンビニなどの小売店に出荷されていきます。こうしたセンター内の各プロセスの間で、青果物をスピーディに移動させたり、高い品質のまま保管したり、膨大な数の配送先へ正確に仕分けたりするのが、庫内物流部の主な仕事です。
センターには、毎日、世界中、そして日本全国の産地から多種多様で大量の果物や野菜が集められ、膨大な数の小売店へと配送されていきます。生産者からの無数の線と、消費者への無数の線が、センターで一点に交わるイメージですが、庫内物流部は、その結節点=「ハブ」に位置し、最高の状態で商品を送り出す役割を担っていると私は考えています。