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Interview

国産青果流通の革新を
目指して

  • マーケティング本部
  • 国産商品部門
  • 国産開発部
  • マネージャー
  • 鈴木 寛人
  • 2012年入社

日本の青果業界の課題に
正面から向き合う

国産商品部門は、国内で生産される青果物の商品開発や仕入、新事業開発のための検証などを、日本の青果業界における課題や変化に向き合いながら幅広く展開している部門です。
少子高齢化による農業人口の減少や、異常気象による農産物の増減産、消費者ニーズの多様化といった日本の様々なマーケットの変化に対し、青果物をいかに安定供給させ、生産者と消費者を繋げていくか、従来の青果流通に囚われず、常に新たな取り組みに挑戦しています。

最近では、JAや産地の方々と協力し合い、産地開発やお客様のニーズに直結する商品開発にチャレンジしています。さらに海外でも、台湾をはじめとするアジア域内との流通網を構築し、日本国内の青果物生産量減少を補完するだけでなく、互いの季節や天候の影響による生産と相場の不安定化に対応できる環境づくりを進めています。

生産者のこだわりと
消費者の想いを繋げる

私たちは、日本各地を巡り、規模感が見込め将来性のある商材やワンランク上の美味しさやユニークさなど付加価値のある商品を提供するブランド「真の実」、カットフルーツ用の原料などの国産青果物の商品開発および仕入れを行っています。
また、野菜や果物は品種によって特徴や性質が異なるため、例えばファーマインドで加工を行う商材の場合、どういった品種が追熟加工に適しているか、カットフルーツに向いているかといった検証を行い、国内の生産者に”この果物のこの品種を作ってもらえないか”といった産地開発の交渉を行うこともあります。

従来の青果業界は、産地にあるものをそのまま商品として流通させる商品主軸の「プロダクトアウト」のスタイルが主流でした。今後は、消費者の嗜好の多様化に対応するため、ファーマインドで吸い上げたお客様の声を生産者に共有し、理解を得て、消費者ニーズを主軸とした「マーケットイン」の発想で商品展開をしていく事も重要になると考えています。

マーケットインの発想から
生産者の利益にも貢献

マーケットインの発想を産地開発に繋げた事例の1つに、長野県のりんご生産者との取り組みがあります。

りんごは、僅かな傷がついたり、大きさ・色・形が条件に満たなかったり、軸が抜けてしまうと「規格外品」となり、そのままでは商品として流通させる事ができません。
一方で、消費者の声を聞くと、重視するのは規格ではなく「手頃な値段」であったり「おいしさ」といった点。また最近では「手間なくすぐに食べたい」というニーズからカットフルーツの需要が急速に拡大しています。

そこで私たちは従来のりんご栽培より収穫量を大幅に増やすことの出来る「高密植わい化栽培」を始めたりんご生産者と提携し、そこで収穫されたりんご全量をファーマインドのセンターでカットフルーツに加工・販売するという取り組みを始めました。
栽培をカット加工用に絞ることで、今まで流通できなかった規格外のりんごも商品にする事ができ、収穫作業の省力化を図るのみならず、産地での廃棄ロスの低減が実現できます。
このように、消費者のニーズに応えつつ、流通や作業の効率化、出荷量の増加といった面で生産者のサポートが出来ていることを実感した時や生産者の方から直接「ファーマインドと付き合ってよかった」と喜びの声を頂いた時、とてもやりがいを感じます。

斬新な発想と産地との一体化で生まれた商品の一部

焼き芋×冷やしの新発想の「冷やし甘いも」

開発時に、冷凍の焼き芋に適した品種の選定からサイズ、甘味を引き出す焼成時期や時間など、生産者、社内部署と 様々な試行錯誤を繰り返して販売に至りました。

クリーミーで濃厚な甘さが斬新な冷製スイーツ として「新しい! 」と話題になった商品です。

産地と一体化して開発できた「クリーミィ洋梨」

収穫適期を見極め、追熟度合いなどの検証を重ねて、 全国どこでも同品質での「食べごろ西洋梨」の提供に成功した商品です。

「甘い」「滑らか」「柔らかい」という、生産者の技とファーマインドが持つ追熟加工技術によって西洋梨の逸品を開発できました。産地と密に連携して開発を進めなければ実現できなかった商品だと思います。

挑戦する気持ちと
コミュニケーションが大切

新人の方には、常に挑戦する気持ちを持っていて欲しいと思います。国産商品部門の業務は、既存の仕組みにとらわれることのない、新しいチャレンジで溢れています。

そして、私たちのチャレンジは、他部門の協力なしでは達成できません。他部門とのコミュニケーションを欠かさず密に連携して、一つ一つ課題を解決していくことが必要です。

今はまだ道半ばですが、ファーマインドの企業理念である「生産者と消費者を繋ぐ」ということを、新人の方含め、皆で実現していきたいです。

私にとってのファーマインドは

失敗を恐れずまずは実行することを後押ししてくれる、チャレンジしやすい環境。

従来の常識にとらわれない、業界への挑戦をし続ける会社。

(2019年2月 取材時点)