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Interview

果実本来の
美味しさを引き出す
プロフェッショナル

  • センター事業本部
  • センター製造部門
  • 熟成加工部
  • エキスパート
  • 牟田口 駿
  • 2014年入社
※所属・役職・インタビュー内容は2019年2月時点のものです。

最先端の技術と
蓄積されたノウハウで追熟加工

ファーマインドは加工設備を備えた青果物専用センターを国内に14拠点持ち、日本全国に向けて等質で美味しい青果物をお届けしています。

バナナ、アボカド、キウイなどの果物は、未成熟の状態で収穫し輸入します。これらの果物を美味しい食べごろの状態に熟させることを追熟といいます。

最新の技術と約30年間積み上げてきたノウハウで、果物本来のおいしさを最大限引き出すのが、ファーマインドの追熟加工技術です。

熟成加工部は、世界各国から輸入してきた青果物を最先端の設備と独自に開発したコンピュータシステムで管理して、最良の品質で消費者にお届けできるよう追熟加工を行っています。

その中で、私は、主にバナナの追熟加工を担当しています。

様々な要素を分析して追熟を進めていく

海外から運ばれてきて日本に陸揚げされるバナナは、青くて硬く、そのままでは食べられない状態です。お店に並んでいる黄色の状態では、害虫がつきやすくなってしまうので植物防疫法で輸入が禁止されています。その青いバナナを、甘く美味しい状態にするのが、私の仕事です。

センターに運ばれてきたバナナは、「室(むろ)」と呼ばれるバナナ専用の部屋に運ばれます。その後、コンピュータシステムで温度調整やエチレンガスの投入を行い、追熟していきます。

しかし、バナナの生育している環境、標高、温度によって追熟のスピードが変わります。また出荷すると外気の影響を受けやすく、その他店舗の保管・販売環境含め様々の要素を鑑みて、追熟を行う必要があります。そして、青果物は生き物なので、一律で追熟が進むわけではありません。システムだけではなく、私たちが直接熟成過程のバナナの糖度や果肉の硬度を測って品質のチェックを行い、熟成度合いを細かく管理・調整しています。追熟加工のプロとして消費者へ最適な状態でバナナをお届けする為、日々テストや研究を重ねています。

消費者の笑顔に繋がる達成感

入社した当初はバナナについての知識は全くなく、右も左もわからないところからのスタートでした。先輩から日々業務について指導して頂き1年ほど経った頃、初めて一人で追熟加工を担当させてもらいました。自分が目指していた満足いく加工ができたことで、先輩から一人前と認めてもらえただけでなく、自分で自身の成長を感じることができ、とても嬉しかった事を覚えています。

私たちは何よりもご家庭で美味しく召し上がっていただくことが大切だと考えています。時々自ら店舗に出向くこともあります。自分たちが加工したバナナがきれいな状態で陳列されていて、お客様が手にとった瞬間を目にしたとき、とても嬉しく励みになります。

より良い商品をお届けするために
社員同士が連携

私たちの部署は、朝と夕方にミーティングを行い、フランクに意見を出し合っています。例えば、試験加工の提案等をすると周りが相談にのってくださり、先輩にアドバイスをもらいながらチャレンジすることができます。

また、店舗巡回をしている部門からのレポートや、月に一度の営業部門とのミーティングで、現場から吸い上げてきた生の声を共有してもらいます。 その情報の中には、商品の品質に対するクレームや返品についての報告もあるため、その原因を徹底的に探り、即座にフィードバックします。すると、現場ではその内容を踏まえたフォローや対応を速やかに行う事ができ、その結果が返品やクレームの減少に繋がった時、大きなやりがいを感じます。

新しいことに挑戦することの大切さ

向上心、やりたいという気持ちを持てば、自然と周りから協力してもらえます。こうしたチャレンジは必ず自分の糧になるはずです。

新入社員の方には、ぜひ新しいことに挑戦して自分の視野を拡げていただきたいと思います。

私にとってのファーマインドは

チャレンジを受け入れる社風に満ちあふれている。

明るく、フランクに意見を出し合え、前向きに応援してくれる雰囲気があります。